初音美術 HATSUNE ANTIQUE
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 | 金工

伊藤勝英作 銀地 雁図 片切彫 花瓶  [077]

SOLD OUT
年代明治時代
サイズ高さ20.3cm  幅8.8cm  口径2.8cm
状態良好 / 布箱
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    伊藤勝英の作品で、銀地に雁の図が片切彫りで表現された花瓶です。

    すっと、まっすぐ優雅に伸びた鶴首の花入(はないれ)の美しいフォルム。

    細長い首を持つ雁のイメージをこの一輪挿しのフォルムそのものでも表現しているかのようです。

    重厚に輝く純銀をベースに、2羽の雁が伸びやかに羽を広げる様子が繊細な彫りによって見事に描かれています。

    花器の側面には「勝英刻」とあり、底面には「純銀」の刻印が入っています。

    「片切彫り」とは、片刃の鏨(たがね)を斜めに打ち込む彫金の技法のひとつで、絵画の描線のような表現が可能です。

    その抑揚ある「片切彫り」の技法によって、飛翔する雁の姿や表情がリアルに浮かび上がります。

    明治の金工師 伊藤勝英は、東京市(現在の東京23区)出身で、名は徳太郎。

    明治23年から5年間、海野勝珉(帝室技芸員に選ばれた名工)に師事しました。

    総重量269g