初音美術 HATSUNE ANTIQUE
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大正時代 瀬戸焼 色絵湯呑みを買取しました

ご実家の蔵の片付けのご相談をお寄せくださった方から、大正時代 瀬戸焼 色絵湯呑みをお譲りいただきました。

陶磁器一般を指す代名詞「せともの」の由来である瀬戸は、中世から現在まで続く日本六古窯の一つです。

口当たりのよい端反りの白磁に赤・黄・緑で染め付けられた色鮮やかなストライプが目を目を引きます。

愛知県瀬戸市とその周辺は良質な土が取れる有数の土地柄で、陶器と磁器の両方が生産されており、前者を「本業焼」、後者を「新製焼」と呼び分けています。

11世紀初頭、瀬戸市南部で灰釉陶器の窯業が開始されましたが、江戸時代後期には、九州肥後の隆盛に対抗すべく「染付磁器」が陶器の製造を凌ぐ勢いとなりました。