初音美術 HATSUNE ANTIQUE
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大正・昭和期の網代籠花入を買取しました

茶道具

リピーターの方から査定のご依頼があり、大正・昭和期の網代籠花入をお譲りいただきました。

美しく洗練されたシルエットと竹細工の空気感が情緒ある風情を醸し出し、丁寧な手仕事と自然素材の温もりが現代人にひとときの安らぎを与えてくれます。

網代(あじろ)とは定置網の漁場や魚をとる仕掛け、そして、薄く細長い素材を斜めや縦横に互い違いにくぐらせて編む技法のことでもあります。

竹編みの中でもポピュラーな「六つ目編み」は、6本の竹ひごを左右斜め、横に組み、六つ目模様に編む技法です。

編み目が六角形に見えることから「六角編み」、「籠編み」とも呼ばれ、頑丈なため、負荷のかかりやすい竹籠や竹ざるに昔から使われてきました。